ママになって起業・独立!~ママのサクセスストーリー~療育施設実現まで


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今回は、WMomTimesの取材で出会った太田恵理子さんが代表を務める児童発達支援事業所

「おやこ支援室ゆずりは」の実現までのきっかけを伺いました。

 

 

■会社員時代は営業担当として仕事をこなし、結婚、妊娠。そして、突然の宣告

大学を卒業して、地元徳島で就職、2016年に結婚し、妊娠。

妊娠6ヶ月の時、妊婦検診で医師から赤ちゃんの病気を知らされる。

お腹の赤ちゃんは水頭症だった。検診中、エコーを見ながら突然、医師の手が止まる・・・

次に太田さんに告げられたのは「大きな病院で精密に検査してもらいたい。紹介状をお出しします。」

産まれるまで病気の詳細や現状が詳しくわからない状態での妊娠期間、大きな不安を抱えながら過ごした。

 

■現実を受け入れる!そう決め、夫婦で支え合った出産までの道のり

子どもを持った人なら妊娠の喜びと同時に起こる不安、体と心の変化はよくわかるだろう。

妊娠初期、中期、後期、安定期を迎えられても、何が起こるか常に不安はいつもつきまとう。

そんな中、医師から告げられるお腹の赤ちゃんの異変をすぐに受け入れるのは困難に違いない。

太田さんも同じく、しばらくは何も考えられなかったと話す。

ただ、妊娠6ヶ月をすぎ出産の日が1日1日と確実に近づいていく中、夫とともに現実を受け入れ頑張るしかなかった。

『なるようになる』そう思ってお腹の子どもとともに過ごした。

 

出産の瞬間には、母として決意は決まっていた。

「子どもが先天的な病気を抱えて生まれてくる。」私は、この子のお母さんになる!!

同時に、その決意と同じくらい周囲へ子どもの病気についてどう伝えればいいのか漠然とした不安が波のように寄せては返す戸惑いもあった。

 

 

■子育てはSNSとともに

同じ病気、同じ境遇の子育てママの情報をSNSで探し、参考にしながらとても励まされたという。

太田さんつ自身も、子どもの成長や病気についてSNSにアップすることで同じように頑張るママたちとのコミュニティーを作り前向きに子育てができた。

太田さんにとって、SNSは同じ病気を持つお母さんと共通の悩み、励まし、喜びを共有できるいいツールとなっていた。

このSNSというツールが今後の彼女を大きく突き動かす力となっていく。

 

■育休復帰できない現実~仕事を手放すしかなかった

いざ、育児休暇が明けて仕事復帰しようと思っても、現実はそうはいかなかった。

病気を持つ子どもを0歳から長時間預かれる施設が圧倒的に少ない。

SNSでも、目にしていた「施設不足」や、預けたい時に預けたいところに現実的に預けられる環境が整っていない状況。同じ悩みを抱えるお母さんはたくさんいた。

そんなとき、テレビで「保育園がないから、自分で作った!」という起業ママのニュースを目にし、太田さんの頭には「これしかない!!」と衝撃が走った。

モヤモヤしていた気持ちが迷いなく起動した瞬間だった。

 

 

■「0歳から長時間預かり可能な療育施設を作る!」

原動力の全ては「わが子」、そして同じ悩みを持つお母さんを少しでも助けたいという想い。

子どもの病気を知って、受け入れたとき『なるようになる』そう心に決めてここまできた。

太田さんは突き動かす熱意の全てを『療育施設実現』に向けて尽力した。

療育施設を運営している先輩に連絡をしたり、人と会って話を聞いてもらったり、どうすれば療育施設ができるのか模索しつつ、目の前の課題を一つ一つ手探りで乗り越えた。

同じく、ご主人、家族の理解とサポートも力強く彼女を後押ししてくれた。

彼女の決意と行動力が、周囲を巻き込みながらどんどん協力者が増えていった。

 

■きっかけは徳島での創業セミナーで。はじめてのクラウドファンディングにも挑戦

徳島で開催された創業セミナーで出会った福祉関係のお仕事をされている方との出会いがきっかけとなり、クラウドファンディングに挑戦を決意。

SNSでも同じように療育施設を立ち上げようとしている方と繋がり挑戦への追い風となる。

資金調達というよりは、多くの人に療育施設という存在について知ってもらいたい!そんな想いが強かった。

「療育という言葉、病気や障害を持っている人、いない人にも「知る」きっかけを自身の活動を通して持って欲しかった。」と語る。

太田さん自身、お子さんを出産するまで「療育施設」という存在。先天的な病気を持つこと、また病気を持った子どもを育てること、仕事を両立することとは無縁の生活だった。

全てはお子さんとの出会いが、今の彼女の原動力であり。パワーの源になっている。

 

 

■クラウドファンディングと並行して工事も着工!もう後戻りできない!!

クラウドファンディングは当初の目標を7日間で達成。すでに、彼女の活動はSNSを通して多くの支援者に支えられていた。

同時に工事も着工し、現実的な細かな作業、準備に追われる。

病気を持つわが子を限られた時間だけ預けながら、夫、家族のサポートに加え、自身の資格取得も直前に控えためまぐるしい日々。

タイトなスケジュールの中でも無我夢中に邁進した。

 

 

■完成を迎えて~現在~

SNSで出会った同じ境遇のお母さん、実際に療育施設を利用しているお母さんたちの意見を取り入れながら「こんな施設が欲しい!」を聞き取り、アンケートを実施するなど母親目線、女性目線のアイデアが満載!

太田さんが「自分が欲しい療育施設を自分で作る!」その思いは、いつしか多くのお母さんが同じ想いで重なり合って実現していった。

写真は、施設内の様子。

幼児用トイレや床暖房、送迎車の色までお母さん達の意見を汲み取ったという。

施設完成から1ヶ月。

普通の会社員、普通に結婚し、妊娠し、水頭症の子どもを授かるまでは、太田さん自身がまさか

「療育施設を自ら作り、運営していく」なんて思ってもいなかった。

太田さんは「同じ悩みを抱えているお母さん達、ご家族にとって施設を選ぶ選択肢の一つとして間口を広げられたこと、また、自分達家族にとってベストな環境を作ってあげられた喜びはある。同時に運営者としてもっと知識をつけ勉強したい。」と話す。

 

 

■なるようになる。成したようになる!

『母になり、思いもしなかった自分の新しい一面に気づかされる。』

これは、子どもを持った全てのお母さんが一度は感じることではないだろうか。

「私自身、出産するまでは普通の会社員で、普通に結婚して、本当に普通の人なんです。」と話してくださった太田さんは、いま水頭症のお子さんを持ったことで療育施設の代表者となり自身の想いを第一歩叶えた。

『なるようになる』そう決意させてくれた出産から、SNSとの出会い、発信、行動が全て

『成したようになって』今がある。

彼女の決意が、誰かの力となり支えになっている。

自分の為に、子どもの為に邁進して起こした行動が「療育施設」という存在、病気を持つ子どもを育てるお母さん達の支えになりパワーになっている。

ゆずりはホームページ

太田恵理子インスタグラム

 

 ●取材を経て〜編集後記〜●

この取材を機に、私自身「療育」という言葉を知った。

そして、もっと「知ること」へ興味を持った。

同じ「母親になった」という現実を共有し、根底には健常者、障害者、先天的な病気を持った、、、など

子育てに同じ環境はないものの母親として感じる「子育て」の中にある気付きや願いは

どんなお母さんも共通のものがあるんだと実感している。

今後も、太田さんの取り組みから目が離せない。

太田さんは、様々な活動のきっかけになったSNSを今後も発信し続けてくれる。

お子さんの顔を出すことに関しても、同じように頑張っているお母さんの励ましや、サポートしてくれている人へ成長を見届けて欲しい!と想いを語ってくれた。